【暁のラブレター】aikoを聴く
完全に趣味全開でaikoの曲について徒然なるままにaikoの曲についてコメントしていくというもの
今回は5枚目のアルバム【暁のラブレター】から。理由なんてないので何となくで。笑
私が人が書いたものを見ておもしろ!と思ったので、aikoのファンの目に留まるといいな。
ちなみに、書いてある分秒はアルバム収録のものを参考にしているけれど、ずれていたらご了承ください。あと、解釈の1つなのでご自身と違うところがあったら教えてください!議論したいな。
暁のラブレター | aiko official website
発売日:2003/11/27
- 1.熱
- 2.彼の落書き
- 3.アンドロメダ
- 4.ふれていたい
- 5.夢のダンス
- 6.蝶々結び
- 7.ライン
- 8.帽子と水着と地平線
- 9.すべての夜
- 10.えりあし
- 11.白い服黒い服
- 12.風招き
- 13.天の川
1.熱
1番しかないこの曲。切なさを誘うイントロからの、1:00~の盛り上がりですよ!!暁のラブレターというタイトルのアルバムの1曲目にふさわしい曲だと思う。aikoの曲の中でもクラリネットを使ってる曲って珍しいんじゃないかな。そして、こんなにもストレートに想いを表現しているのも珍しいのでは。aikoの歌声と歌詞がマッチしてガツンと響く。
2.彼の落書き
1曲目の『熱』と、この曲のイントロは繋がっていて、aikoの才能に惚れ惚れ。
落ちぬ取れぬ消えぬあなたへの思いは正に
体中の落書きみたい
このサビの歌詞がとっても良い。
何をしてても、彼のことが頭に浮かんで、消そうとしても、いやすればするぼど意識してしまう自分がいる時あるよなあなんて。
最後、転調するところもaiko節が炸裂していて良い。
3.アンドロメダ
大好きな1曲!私の耳がおかしくなければ0:37~は「この目は少しまなんだ(学んだ?)」に聞こえるけれど、正しくは「この目は少し自慢なんだ」といってるのだとか。ノリ良く、だけど歌詞は切ない。私のお気に入りは3:23~切ないCメロからの盛り上がっていく感じ。ハモれたらいいのになあ。
4.ふれていたい
彼のそばにいたい、彼の全てが愛おしい、ゆっくり時間を重ねていきたい
そのまっすぐな気持ちが儚さすら感じるこの曲。朝のまどろんでいるときに聴きたいなあ。
5.夢のダンス
1番のギター、2番のホーンセクションのオブリガートが好き!!!ダンス感マシマシ!わたしもサックスで吹いてみたい!
『ふれていたい』のシアワセ感から反転し、失恋ソング。
陰ることのないこの気持ち 胸はつぶれそう
ほんとうに真っすぐで切ないな~。
6.蝶々結び
12thシングル
紋黄蝶=彼ってところかな。
今回のLLP20でも歌っていたこの曲。ライブで歌うとなるとどうしてもロックな感じになるけれどバイオリンも入ってるし、しっとりと歌い上げるのも聴いてみたい。
7.ライン
これまたaikoの中でモヤモヤして格闘してる歌。今までの反省であったり、自己欺瞞であったり、という歌詞に疾走感のあるメロディーが良い。
8.帽子と水着と地平線
12thシングル『蝶々結び』のc/w
1.2.3.4!のところから絶対に盛り上がる1曲!!!aikoの夏歌といえば『boyfriend』を挙げる人が多いかもしれないけれど、夏に聴きたくなる~!Cメロ大好き人間なので、3:10~の「背中の水着の跡」からが最高。
9.すべての夜
過去を引きずる彼と、それも丸ごと受け入れてそれでもそばにいたいというaiko。
多分彼は昔の女を引きずっているんだなあといろいろ想像してしまうよねぇ。夜、ごくごく稀に寝るのが怖くなるとき、ふとこの曲を聴きたくなる。
10.えりあし
14thシングル
イントロを聴くだけで泣きそうになるぐらい。アルバム1切ないかもしれない入り。
最初の歌詞が「ぶったりしてごめんね」なのは中々衝撃で、だから失恋したんだと思ったのもまた正直なところ。笑
aikoも歌詞の中で「最後に気づく 儚き愚か者」と表現している笑
これまたCメロが良くって、まだまだ彼のことを引きずっているけれど前を向いて次ぎ合うときには笑顔で話せたらなんて健気な感じが良い。
11.白い服黒い服
イントロはなんだろう、タンバリンがクリスマス感。笑
アルバムでも珍しい両想いの曲。中々珍しい雰囲気で、差別化を図れてるのではないでしょうか。夜、ぼんやり彼からの電話を待つ感じ。掛かってきて、声を聴くだけで胸が高まる感じ。
12.風招き
かぜおきと読む。
「ひとりぼっちが好き」という歌詞のように精いっぱいの強がり、意地っ張りが切なすぎる。
あたしは息をしていきたいけど 風が口を塞いでゆく
体から抜け出すように 次々こぼれていく雫
この歌詞がすごく好き。
そして、この曲にはアルバムのタイトルのラブレターが出てくる。
13.天の川
なんとなく、ぼんやりだけれど両想いで遠距離の曲だと思っていて、恥じらい=久しぶりに会って照れ臭いということなのかなと。織姫様と彦星様を自分たちに重ねているような、そんな雰囲気。遠距離の時の電話ってすごく意味あるものというか、自分と彼を手繰り寄せる天の川のようなものだなあと思う。
2003年に発売って嘘でしょ!?と思う程にaikoの曲って色褪せないし、何回も聴いて噛み締めたいと思う。それを再確認するようなアルバム。是非、アルバムの順番で聴いてほしいな。