星屑のキャンディ

好きなものは好き

【夏服】aikoを聴く

 

完全に趣味全開でaikoの曲について徒然なるままにaikoの曲についてコメントしていくというもの

 

今回は3枚目のアルバム【夏服】から。

 

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夏服 | aiko official website

 

2001年6月20日発売

 

 

1.飛行機

真っ白な鶴=飛行機は言うまでもなく。

飛行機でどこかへ行ってしまったあなたをaikoは行かないでと嘆く。おいてけぼりになったような感覚っていうのいうのは、気づいた時にはただただ遅くて虚しさが残るのをすごく表現していると感じた。

夏真っ盛りというよりも、夏の終わりだなあ。

 

 

2.be master of life

   江崎グリコ「3C(スリーシー)」CMソング。

大好きな曲!LIVEでも本当に盛り上がる曲だし、エネルギッシュでパワーをもらって自分のありったけのパワーを発散して…という感じが好き!いつも「and Peace-!!!」と叫んでいる。笑

曲のタイトルの意味は”人生の主人であれ”

誰が何を言おうと関係ない 私は味方よ

そんなの当たり前の話よ

自分自身の一番の見方ってやっぱり自分であるし、全身全霊で自分と向き合うというようなところがすごく好き。

 

 

3.ロージー

  8thシングル

ロージーもなんだか夏真っ盛りというよりも、お盆終わったぐらいからという感じ。笑

うだるようなまっすぐな愛という感じかしら。

「黒くなったら~」から珍しくエフェクトがかかっててびっくりした人多いのでは?ラブラブかと思いきや、陰りを見せてくる。流石。

過去の恋愛を塗り替えるのは、今の恋愛なんだよなぁ。

 

 

4.秘かなさよならの仕方

  6thシングル『ボーイフレンド』のc/w。

改めて歌詞を見ても

この淡い日々よ腐るな

ってすっごいインパクト。腐ってしまう=別れだものね。まだまだ未練たらったらだけれど、彼に見切りをつけようとしていてでも、好きで、淡い思い出が思い出されて、どうやってさよならしたらいいのか…。いや、さよなら本当はしたいのか…という揺れを表現しているなと思う。

 

 

5.終わらない日々

Aメロがもうなんともかわいい曲に、運命を信じてみたくなるような素敵な歌詞。出会いは偶然ではなくて必然。包み込む愛をうひしひしと感じる。

 

 

6.心日和

昭和のアイドルの曲みたいなPOPなメロディーにリズムが良いな~と思っていたら、ガツンと頭を殴られるようなaikoの恨みつらみ節が炸裂!

愛情の重さが彼と自分で全然違うときあるけれど、それを雨が降っている降っていないで表現していて彼がすごく遠くに感じるときあるよなあという感じ。

 

7.September

切ないメロディー。夏の終わりですね。

いつも元気だなんて決して思ったりしないでね

ってすごい歌詞。誰だって落ち込むこともあるし、別れたことを後悔することだってあるんだよっていうのをこれでもか!とメロディーに載せていて明るいaikoもそういう時あるよなあとなる。

 

 

8.雨踏むオーバーオール

この曲でも、『心日和』同様雨が出てくる。自分と相手の愛のバランスってとても取るのが難しくって、いつだって自分のほうが彼のことを気なんじゃないかって不安でモヤモヤしているのが雨で表現されている。

夜に、空を見上げながら聴きたいなぁ。

 

 

9.アスパラ

  7thシングル『初恋』のc/w

もし、高校生に戻れるなら文化祭とかで演奏したいという曲。手拍子を皆でやりたいというのが大きいなぁ。小さいステージで、皆何かしらの鬱憤を抱えていて、それをぶつける場でやるってすごく理想。あー戻りたいな。

 

 

10.ボーイフレンド

   6thシングル

aikoが好きというと、みんなに「あ~テトラポット登って~だよね!」と言われるほど有名な曲。それかカブトムシ笑

夏全開のカントリーなイントロにかっこよすぎるホーンセクション、それから手拍子!

LIVEでも「あ~~~~~~~~~~~~~~~」ってみんなで歌うところが好き。Aメロでaikoが最前の人たちと握手してるのがもう想像付きすぎる笑

 

 

11.初恋

   7thシングル

『ボーイフレンド』から一転して、また夏の終わりな感じ。

心臓をぎゅっと握られたような切なさに陥ること間違いなし。彼のことを気づいたら考えて切なくなって、でもやられたらやられっぱなしじゃあなんだか腑に落ちないから、私わざと触れたの。そういうことも出来るのよって、そんな感じの曲。

 

 

12.夏服(ボーナストラック)

aikoによる弾き語り。

冬の切なさ引きずったまま あたしはそっちにいけない

冬服を脱ぐのって、なんだか抵抗あるのが分かる。進んでいく時間を受け入れなきゃいけない気がして、どうにも億劫になったりしたりとか。気づいたらもう学生生活もあと少しになっていたりして、急に焦ったりしていたなぁ。

 

 

すごい名盤で、個人的には『ボーイフレンド』も霞むほどの完成度の高さ。

『初恋』が終わっても、スキップしないで『夏服』まで聴いてこそこのアルバムだなあ。