星屑のキャンディ

好きなものは好き

はじめての女1人旅をすると決めた経緯

 

一昨年の12月。ヨーロッパに行きたいと思い立った。

お金は贅沢しなければありそう。しかし問題は一緒に行く人…。

友達は、都合がつかなさそうな人が多かった。

あれ、無理そう→でも行きたいんだよね→1人旅でもいいかと思い行くことに。

決めてから、まあいろいろ考えようと思ってとにかく旅工房をちらちら。

ヨーロッパって本当にざっくり。沢山観たいもの、したいことはあった。

候補は下記のような感じだった。

 

□フランス

 repetto本店で靴購入

 モンサンミッシェル

(いつもChaopanicのモンサンミッシェルが描かれたトートを愛用していた)

 ハウルの動く城のモデル地コルマール

 

オーストリア

 ハルシュタット

 ザルツブルグ(「サウンドオブミュージック」が大大大好き)

 ウィーンでオペラ鑑賞、美術館でのんびり

 

□ドイツ

 ローテンブルグで黒ビールとずっしりスパイシーなソーセージ

 

□イタリア

 水の都 ヴェネツィア

 トスカーナ

 フィレンツェ

 

□スペイン  

 フラメンコ鑑賞

 ガウディ建築All鑑賞

 

 

 

…とまだまだあるのだけれど本命?はこのあたりだった。

 

初めての1人旅だったのでフランス・イタリアは偏見ですが治安面で心配(消える)

スペイン・ドイツは今後行ってくれる人つかまりそう(消える)

オーストリアで!とぷら~っと決まったであった。

調べると、東欧で巡ったらひとり旅用のすごく素敵なプランが出てきて

本来のところと、若干ずれては(あれ?大分?)いるんだけれど

 

5泊8日、

ブダペストハンガリー

ウィーン(オーストリア

プラハチェコ

 

ってなプランになったわけです。

時期も時期なので全部で15万ぐらいで行けたのかしら?

曖昧過ぎ、、最後にちゃんと出そう。

 

良く1人旅してきた!というと、ええ?!と驚かれるんだけれど

「いやいや全然!チキンですよ!最後は何とかなるやですけど、躊躇しましたよ

でも、自分の知らないところってわくわくするじゃないですか!そのわくわくのが圧倒的に勝っててしてみたいことがあるから行くんですよ~」と思う訳です。

迷っている人の参考に少しでもなれたらいいな。

 

…ということで次は準備編。

 

 

 

【2018年公開】個人的良かった映画8選

のんびりしていたら、もう、2019年。

業務多忙のため、中々書けない日が多いけれど

2019年もちょこちょこ、自分のペースではあるけれども更新していこう。

 

という訳で?映画で2018年を振り返っていこうと思った次第。

完全に独断だけれども、備忘録として残しておこうかな。

公開日順で並べておく。

 

キングスマン・ゴールデンサークル

日本での公開年だけれど、これも今年かー!

マシュー・ヴォーン監督、コリン・ファースジュリアン・ムーア主演で送る、

2作目ね!

このシリーズ、時々スケール大きすぎて、それがなんだかシュールでわらけてきちゃうんだよなあ。クラシック音楽がそれを引き立てているのかなと。同監督の「スターダスト」でもそうだったよなあ。

1では、頭脳明晰で一矢取り乱さない、どっちかというと取っ付きにくいマーリンが今作では絶対好きになる!イチオシキャラになった。

それにしても、私が男性だったら観た後絶対オーダーメイドスーツ屋さんに駆け込んでるわというほどのスタイリッシュさ。次作が楽しみ。

 

グレイテスト・ショーマン

この作品、物語云々ではないのよねぇ。とにかく曲が良い。


ヒュー・ジャックマンも感涙!映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッションの様子

 

これ観てほしいな。感情の落ち度頃は分からないまま私は号泣した。

不安で手探り、自分の中での葛藤と闘いながらの歌いだしからの自分の肯定。

こんなに魂が震えた音楽は久しぶりだった。

4:06でヒューがこの映画の成功を確信しているかのような感じを出してるのも良い。

この曲以外にも、「Never Enough」「A Million Dreams」もすっごく良かった。

 

 

今夜ロマンス劇場で

この作品はかなり侮っていたのよね。

綾瀬はるか、坂口健太郎と好きな二人の主演だから外れてもまあ良いかぐらいだったのだけれど、本当に良かった。

とにかく綾瀬はるかの衣装がレトロでかわいいのなんの、坂口健太郎の映画愛

ローマの休日」や「ニューシネマパラダイス」のオマージュというか、リスペクトに溢れている、切なくも美しい物語。

最近、漫画やアニメの実写が多い中、オリジナル作品でこんな素敵な作品に出会えたことが嬉しい。

電話ボックス越しのキスは、ものすごく儚いけれど、誰しもが憧れると思う。

 

 

レディ・プレイヤー1

これもストーリー云々の話ではない。

名探偵コナンイカーストリートの亡霊に似ているよね。近々起こりそうな未来。

監督の遊び心が大好き。こんだけ要素をちりばめておいてまとめ上げるところも関心でしかない。あー見落としてるネタが沢山でしょうねぇ。何度も見なくてはという感じ。

 

 

リメンバー・ミー

トイストーリーシリーズと肩を並べるぐらい最高のアニメ映画。

正直、映画館で予告を見ても全然響かず…。ドクロ嫌いだしなと思っていたけれど、あんまりにも口コミが良いもんだから、滑り込みで鑑賞した。日本のご先祖様を大切にするところや盆と似ている点もあり、親和性は高かったのでは。

遅かったから、吹替しかやっていなかったのだけれどこれが、石橋君との出会いとなりました。サンキュー!

彼の伸び伸びとした高音と、たまにハスキーがかる声がすごく良かった。

Youtubeで沢山彼の作品を観た。出会うべくして出会ったのだなあ。

ママ・ココにミゲルが語り掛けるシーンで大泣きしたんだけど、泣かない人いるのかな。思い出しただけで、涙滲むよっ。

 

犬ヶ島

大好きなウェス・アンダーソン監督最新作。これ本当に最高で、猫派の私でもたまらん犬ー!となった。今作は、別でブログ書いたので貼っておき〼。

 

coco-m.hatenablog.com

 カメラを止めるな

わたしゾンビもスプラッタも苦手なんで見ません、、と思っていたけれどあんまりにも口コミがすごかったので観てしまった。「池袋の○○シアターでは、朝に1日分のチケットが売り切れる」とか「ものすごい人数の立見出る」とかそういったとこまで聞いたら気になるじゃない。案の定、映画は血がものすごい上にわざとなんだけれど、嗚咽が出るようなブレブレのカメラワークや不自然な間。

けれど、それを後半ですべて回収するのが本当にスタンディングオーベーション。監督の映画愛、ちゃんとここまで届きましたよーと言いたくなるような感じ。

 

ボヘミアン・ラプソディー

何を隠そう、Queenを聴いて育ってきたので思い出深い~と思って鑑賞。

OPからエレキで最高なのよ。

天才の歩む道は、天才だからこそ周囲の目もあるし、時に息苦しく、人は近くにいるのにいつも孤独なんてこともあるよなと思った次第。

やっぱりラスト20分の良さは映画館で観てこそだと思う。

「Don't Stop Me Now」流れなかった~ショックと思ったら、あの曲世界的には有名じゃなかったのねと驚いた。

 

 

はあ、こんな感じだけれど今年も素敵な映画に出会えてよかった~という感じ。歌が良い曲&ある程度有名な映画選ばれがち。ありきたりになってしまっていたらすみません。

今年も素敵な映画に出会えますように。 

 

 

【May Dream】aikoを聴く

完全に趣味全開でaikoの曲について徒然なるままにaikoの曲についてコメントしていくというもの。 自己満だけれど、次は12thアルバム【May Dream】から。

 

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May Dream | aiko official website

 

2016年5月18日発売

 

まずこのアルバムですらもう2年たっていることに驚き。

色褪せない魅力にハッとさせられる。そんな今作の感想、スタート!

 

 

 

 1.何時何分

「あめちゃん」て、大阪のおばちゃんだよaiko(笑)曲・歌詞共にaiko節全開で重たく切ない。Bメロになぜか郷愁を感じる1曲。ふとした瞬間に、思い出してしまうあなたの影。吹っ切ろうとして、無理をする姿が容易に想像がつく。切ないなぁ。

 

2.あたしの向こう

素敵な選TAXI」主題歌。32ndシングル。

ドラマみたいに遡って本当のこと

話せたらいいけどそんなの無理だよね。

 ここはドラマにもぴったりな部分。タイムトリップしてやり直せたらと思うことって確かにある。良く言われる人の死は2回度あって、1度目は肉体的な死、2度目は人に忘れ去られたときという話を思い出した。別れて、恋人でなくなったとしてもたまに思い出すぐらいは良いよねということね…。

別れた後も、前を向いていこうとしているのが曲調にも表れているのでライブでも盛り上がるし、大好きな1曲。

 

3.冷凍便

AメロとBメロの間のピアノソロやCメロ裏のベースがウッドベース風でJAZZ感を醸し出しているので、グルーヴが心地良くて好き。このアレンジは、新鮮な感じのaikoが垣間見える。歌詞は、相変わらずaiko。乙女でかわいい。

 

4.もっと

ダメな私に恋してください」主題歌。35ndシングル。

1番最初のブレスがすごく良い。ブレスつながりで思い出したのが「青い光」。この曲にも似た、透明感を感じる。秋~冬の朝に聴きたい。歌詞はドラマにぴったりで、毎回良いタイミングで思い出す。この歌全体の詩的な表現が素敵で素敵で胸がギュッとなる。加えて、3拍子のノリ。女の子は誰だって好きなんじゃないかしら。

 

5.信号

セイコー『SEIKO LUKIA』CMソング。

イントロの音が飛ぶ感じが、暗闇で信号がカチカチ交差しているのを表現しているように感じた。

あたしといつもの時を刻む針の音に この心臓の音重ねて

秒針に心臓の音を重ねられるほど、近くにいたいということ。

 

6.夢見る隙間

33rdシングル。これはLIVE向き!ノリが良くって盛り上がる。思わず踊りだしてしまうような1曲。アルバムでは、アップテンポでポップな曲が少ないので、より一層引き立って聴こえる。

 

7.愛だけは

最初に聴いたとき、「なんだこの切ないバラードは」と思った。素敵すぎるんだ。aikoの歌声ってこんなに、優しくって耳障り良かったっけ?とも思う1曲。『えりあし』っぽさもありつつ、よりバラードな雰囲気をまとっている。弾き語りで2番のアレンジ強めで入れたようなのも聴いてみたい。「好きの気持ちが変わる」ってすごく分かるなあ。彼と付き合って長い時に聴きたくなる曲。

 

8.好き嫌い

何気ない日常から生まれたんだろうなあ。やっぱり嫌いなのは、愛想を尽かしたから?それとも意固地になっているの?と妄想が膨らむ。恋人と長続きする秘訣は「嫌いを共有すること」というのをどこかで読んだことがある。好きな人でも、嫌だな、理解できないなと思うことは沢山あるわけで、それを相手に伝えて、かつ相手も自分に嫌なことを伝えて相手を思いやるのが長続きするのだとか。まさにこの曲。『愛だけは』の次にこの曲もってくるの憎いよなあ。やっぱり好きなんじゃんとなるわけです。

 

9.かけらの心

10代の終わり、上京した時のこと。私も初めて一人暮らしをした時のことが思い出してグッとくるものがあった。「ただいま」って言って「お帰り」が返ってくるのって実はものすごいことで、誰もいない寒い部屋は無性に孤独を感じて、自分で決めたことなのに押しつぶされそうになったなあ。歌詞はaikoの柔らかさの中に確固たる信念を感じた。日々の輝き、かけらが紡がれていって星になり、10年後に繋がっている。繋がることを願っているのね。

 

10.大切な今

『かけらの心』からのバトンタッチを受けたような。過去からの現在。未来でもなくて、今現在。「少し変わった時間を過ごそう」「これ以上ない時間を過ごそう」というところからもこの瞬間を愛おしく、大切に思っているaikoの強さが表れているような気がした。思いを口にしたほうが、実現に近づく。それをひしひしと訴えてくる伴奏は、センスがありすぎる。

 

11.合図

映画「先輩と彼女」主題歌。

2番のサビ前のスキャットからのサビ、盛り上がる。その後の伴奏はボリューム大きめで、壮大さすら感じる。全体的に、他の曲よりも伴奏は大きめかしら。あなただけのものになりたいという一途さ、甘酸っぱさが表れている一曲。「あなたの秘密になりたい」「必ず合図して」って2人だけの合図がある感じで周りに隠している風でなんだか学生時代の恋っぽい。

 

12.プラマイ

34thシングル。ドラマ「仮カレ♡」主題歌。

明るく爽快なメロディー。しっとり重たいバラード調の曲が多い中、アップテンポで救われるような気すらしてくる。2番サビとその次のサビの間のエレキが、控えめに言って最高。あなたとの関係、「すぐ気持ちなんて変わるんだから」の後に

意味があっても無意味になって

強がってもどうやってもあなただらけ あなただらけ あなただらけ

って。プラマイプラスプラスぐらい?笑 プラマイとはまさに言えて妙。揺れる乙女心を表しているのだ。

 

13.蒼い日

また思い出すな 聞こえない 見えない

知らない ふりをただしていたね

『かけらの心』『大切な今』で願った星。この曲では1番星はずっと前にあたしたちの関係の終わりに気づいていたと言っている。けれど、あたしはずっと見えない、気づかないふりをしていた。それぞれの夢をかなえるためには、別れるのが良いとわかっていても、中々離れられないから。1番星に誓った夢。あなたは何を願う(望む)のか聴かせてという。なんて感じかしら。冒頭でも「ここからは別々」とはっきり言っている。切ない別れだ。

 

アルバム通して、ギュッと心臓を握られるような曲が揃う「May Dream」。アルバム通しての消費カロリーは高めだけれど、名曲揃い。

 

 

 

 

 

 

チープ・シックという考え方

学生時代には、アパレル関係でバイトしておいたこともあり

ネットで服を見るのは大好き。

暇さえあれば、ZOZOTOWN楽天ブランドアベニューを見ている。

 

しかし、「買う」に至らない。

 

ときめくデザインに出会えていないこともあるだろうが、何故なんだろう。

と思い、色々な雑誌を読み漁ったりしたところ行きついたのが

「チープ・シック」という考え方。

1975年にアメリカで刊行された雑誌からの考えで、かつておしゃれを学ぶ若者にとってのバイブル的な存在だったようです。

流行に流されず自分の個性を表すというような意味合いで、高いものでも長く着れば、1日あたりで割ると安上がりという考え方。

ファストファッションでシックに見せようという意味ではないのだとか。

 

この言葉に出会ったとき、なんかストンと腑に落ちるような気がした。

安い・高いに限らず自分にとって納得のいくもので、ワードローブを構築するというのは、シンプルに真似したいと思った。

 

ミニマリストなどにも憧れて、雑誌や本を読んだけれど、

私には、各シーズン10着などはまだまだ厳しい。

毎日会社に通うのに、服装などで変化をつけていかないと飽きちゃうじゃない?

 

今現在の私にとっては、ファッションはテンションが上がることでもあるので、

自分の納得感が重要。

そういった意味でも、「チープ・シック」はピタリと当てはまった。

以下、自分が服を買う時に考えたいことをまとめたので記す。

 

 

①安い服を買うときは特に質・着心地・自分の体形に合った形・手入れのしやすさをチェックする

例えば私はユニクロが好きで、よくチェックしている。値段以上の質の商品が沢山ありサイズ展開も豊富でお手入れもしやすいものが多い。しかしながら、選ばないとUNIQLOというのがバレバレだったり、質の悪いものもたまに混ざっている。それに加え同じMサイズでも商品によって大きく異なってしまう。

店舗が多くて、気軽に試着が出来るのだから絶対にサイズ違いで試着はして着心地・体形に合うかチェックする。

また、商品のタグを見て手洗い可能かということや繊維も見る。

 

②買う時に自分がときめくか

これは本当に値段ではない。自分が買う時に高揚して、帰ったらすぐに着て自分の手持ちの服とファッションショーしたくなってしまうような服が理想。自分に似合うものやいい着心地ばかりを追っていても、それではつまらないと感じる。要は①との折衷案。どちらかを追うのは違う。

 

③靴・アクセサリー・鞄はお金をかける

服はどんなに大切に扱っていてもいつかはヘタレてしまうもの。けれど、こちらは本当に長く使えるもの。靴はメンテナンスしながらだけど。だから、こちらにお金をかけるのが大切だと思う。高い・安いが他の人にも見えやすい部分でもあるし。

大切に使って、子供に譲るってのも理想。

 

 

また、暫く経ったら考え方は変わるかもしれないけれど

今のところはこんな感じ。

 

 

【時のシルエット】aikoを聴く

完全に趣味全開でaikoの曲について徒然なるままにaikoの曲についてコメントしていくというもの。止まっておりましたが、続いては10thアルバム【時のシルエット】から。

 

 

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時のシルエット | aiko official website

2012年6月20日発売

 

 

1.Aka

大好きな曲。本当に何度も何度も聴いた。大好きなこのアルバムの中でも1番好きな曲です。思い入れ、強すぎ!笑 

相変わらずのaiko感。身を切るような切なさ、重たさがここにはある。

そしてこの曲はベースが本当に大好き。

泣いてしまうなんて 勿体ない

この歌詞にすべてが詰まっているんだよなあ。遠距離で、何気ないことに一喜一憂してしまう。久しぶりに会えたのに、泣いてちゃ顔がぼやけてしまう。はあ、良いなあ。

 

2.くちびる

伊藤園「2つの働き カテキンジャスミン茶」CMソング。

日テレ系情報番組『スッキリ‼』2012年6月度エンディングテーマ。

あなたのいない世界には あたしもいない

 ずしんと来る歌詞だけれど、どこか爽やかかつリズミカルでポップ。アルバム全体を通して、透明感のある曲揃いであるけれどそのうちの一曲。

 

3.白い道

夏に発売されたアルバムだってのに、冬に聴きたくなる一曲。

この曲の素敵なところは、何といってもリズミカルで縦ノリのAメロから、グルーヴな横ノリのBメロに変わった瞬間。この曲の尊さをひしと感じる瞬間。この流れは、サビで再びやってくるんだけど、それがまた良い。そして全体通してピアノが刻むリズムが本当に良い。

 

4.ずっと

29thシングル。フジ系テレビドラマ『蜜の味~A Taste Of Honey~』

知名度も高いのでは。aikoの声は勿論なんだけれど、ピアノもギターもドラム(シンバルやバスドラ)でさえも、柔らかくて切ない。丸っこいというか、加工してるのかしら。彼とならなんだって乗り越えられる、彼の分まで背負えるというぐらいの覚悟を感じる一曲。

 

5.向かい合わせ

27thシングル。東宝配給映画『ダーリンは外国人』主題歌。

Bメロで陰りが見えてからの、サビの幸せ感は何物にも言い難い。歌詞でも幸せをかみしめて、涙が出るくらいと表現している。涙が出るくらい、幸せだなんて素敵な恋。

 

6.冷たい嘘

最初に聴いたときに衝撃を受けた!

歌詞の最初は、何の前触れもなく「しかし」から始まるなんて反則。逆説ですよ!

毎日ため息をつくだけに息をするなんて

この歌詞からセンスしか感じない。彼の浮気なんてもうとっくに勘づいていて女なめんなという感じ。そんな強がりからぽろっと出てしまった嘘から、後戻りできない状況に。なかったことにできるならそのほうがいっそ楽だけれど、それができないことも知っている。後悔時すでに遅し。夕日は電球を交換するサイン。切れた電球を交換しないと真っ暗闇に呑まれるから、取り外すけれど夕日が綺麗で、対して自分の心はぐちゃぐちゃで涙が出る。切れた電球とフィラメントのコツコツ当たる音がバイバイに聴こえる…。

妄想がちと膨らみすぎました。笑

 

7.運命

最高に盛り上がる一曲。LIVEで全力で走りながら歌うaikoを観て何度もパワーを貰った曲。盛り上がるのに、どこか切なさも持ち合わせていてaikoらしい曲。

ヒトカラする時も、

(あ~)思いっきり 生きた もう生きた

のところを大声で歌うと、ストレス解消になる。思いっきり生きたと言い切れる人生目指さないとなとぼんやり。一曲前の「冷たい嘘」では、自分の気持ちがモヤモヤ、ぐしゃぐしゃなのに対してこの曲では吹っ切れた感じ。次にこの曲を持ってくるのがすごく良いんだ。

 

8.恋のスーパーボール

28thシングル(両A面)1曲目。カルピス「カルピスウォーター」CMソング。

爽やかで、でもどこかキュンと切なくて甘酸っぱい。これほど、カルピスがあう曲ってのもないんじゃないかしら。珍しく、サビエロい!けど、全然いやらしくない。こんな彼女、可愛すぎるんだよなぁ。

 

9.クラスメイト

別れの曲。アルバムを聴いた最初は、あまりピンとこないなと思ったけれど聞けば聞くほど良さが出てくるスルメ系の一曲。何考えてるか分からないような人って、好きになったら辛いタイプだよね。幸せになれない恋だった。想い出は美化されることに気づいて、新しい人生を歩み始めるということなんだろうなと。

 

10.雨は止む

私は知らない道を当てもなくふらふらするのが、好きでそういう時にマッチする曲。ずっしりと響く重たさのあるサウンド。恋愛恋愛してないという点では、aikoっぽくない。雨の日って、余計なこととか哲学的なこと考えてしまったりしがちなんだけれど、もう雨は止むからってそれを振り切ろうとしているようにも聴こえる。

 

11.ドレミ

これもまた、アルバムを初めて聴いた時にはピンとこなかったんだけれども見事スルメ曲でした。花占いって何度も納得がいくまでやり直してしまうよね。各所にちりばめられているドレミのメロディを見つける度になんだかニンマリ。三拍子が花占いにもドレミにもマッチしていて良い。

 

12.ホーム

28thシングル(両A面)2曲目。東宝配給映画『阪急電車 片道15分の奇跡』主題歌。

サビまでの盛り上がりが良い。またCメロも物凄くよくって、想いがあふれ出す感じ。

阪急電車には、想い出がいっぱい詰まってるって人多いんじゃないかしら。自分と彼に想い出が沢山あるように。それぞれとの想い出、変わらないでまた、電車に乗ったら会えるよねという刹那を感じる。

 

13.自転車

冬の澄んだ空気の早朝のイメージ。真冬にこぐ自転車って本当に手が悴む。自転車を漕いできた彼の手は本当に悴んでいて、私は彼の手を温める。

この曲はとにかく泣ける。徐々に盛り上がっていって、最後の最後の一節のためにその盛り上がりがあるんじゃないかってぐらい。

 

 

Akaではじまり、自転車で終わる。

ものすごいアルバムなんだなあということを再確認した。

aikoらしさは残ったまま、更に上のステージへと着実に昇っている。

アルバムを通して聴かなきゃね。

キャッツ観てきた@大井町キャッツシアター

9.29

 

劇団四季「キャッツ」を観てきました!

8月に新しくできたキャッツシアターということで期待値も高まっていた。

四季劇場[夏]の左隣り(西側)に位置していて、駅からの道は、劇団四季の旗が彩る!

 

いろいろあるけれど、感想をレポートしたい。

 

①細部まで凝っている

トイレの表示も猫になっていたりと、キャッツのためのシアターであるということを存分に楽しめる。(ちなみにトイレは独房を彷彿とさせるほど簡素でチープ。個数の確保が命でなので、仕方ないがオープンしたてでそこそこの汚さ…。)

シアターの内部もまるでディズニーランドのような装飾の凝り具合。サンリオのぬいぐるみなどなども隠れていて、天井、壁と飽きない!

 

②とにかく近い

舞台から最後列までが約20メートルほどで、どの席に座っても遠いと感じることはないのではという程。

休憩時間には、舞台の上に上がることができた。舞台自体も思いのほか、狭くて驚く。広く見えるのは、表現力の賜物。

キャッツは、客席も利用したミュージカルのため通路を必ず通ってくれるし、花道もあるので、他の演目よりもキャストさんを近くに感じることができる。

近いので、ごまかしがきかないにも関わらず、しなやかで伸びやかな歌と踊りは、流石劇団四季!といったかんじ。

 

③音響はイマイチ

反響してしまっているのか、観客が音を吸収してしまっているのか私にはわからなかったが、歌やセリフがとにかく聞き取りづらかった。友人も言っていたので個人の問題ではないでしょう。ストーリーで楽しむというより、ショー感覚であるためこれは痛い気がする。キャッツのキャラはあまり聞きなじみのない名前が多いので、その点でも聞き取りやすさは大事なのではと思った。折角専用シアターを建てたし、マイク等でどうにかならないものか。

 

初めて観たためストーリーは???なところも多かったが、ストーリーがどうのこうのいうのは野暮ということに、沢山検索して気づく。(詩集が元になっているから。)

歌とダンスには感動!究極のエンターテイメント!

お気に入りキャラはタントミール。セクシーでしなやかで人間でいうなれば、峰不二子?笑

ここぞという瞬間はないものの、オープニングから目を奪われた。

 

久しぶりの劇団四季。次はお隣の四季劇場[夏]で、「ライオン・キング」が観たいなあ。

 

【桜の木の下】aikoを聴く

完全に趣味全開でaikoの曲について徒然なるままにaikoの曲についてコメントしていくというもの。今回は2枚目のアルバム【桜の木の下】から。

 

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桜の木の下 | aiko official website

2000年3月1日発売

 

 

 

 

1.愛の病

あなたを想うとおかしくなっちゃうぐらい好きで好きで好きでどうしようもなくって涙が出ちゃうって感じの曲。これもライブで盛り上がる曲。

 

2.花火

 3rdシングル。

 サークルK冷やし中華」CMソング

 テレビアニメまっすぐにいこう。』エンディングテーマ

言わずもがな名曲ですね。三角の目をした羽ある天使!??と思った方多いのでは。この曲も揺れる乙女心を表現していて、やっぱり決断は別れ…。男の人って罪悪感を軽減したいからか相手から振って欲しいって人多い気もする。

 

 

3.桜の時

  5thシングル。

 「カルピスウォーター」TV-CMソング。

個人的にはこの曲を聴くと春が始まる。桜が散って季節が巡っても彼とずっと一緒にいられるように、隣にいるのがあなたであるようにと願うなんてとても健気。リズムが良くて、重々しくないから上手い。

 

4.お薬

フジテレビ系列「晴れたらイイねッ!」オープニングテーマ

1:08~の「あたしがした後ろめたいことに」からが何故だかすごく好き。

個人的(今回多い)には、ストレスがたまった時に叫ぶようにサビを歌うだけでかなりすっきりする曲。

 

5.二人の形

段々と春から夏に変わっていく間のある日に、木陰でまどろみながら彼しかいないなあって再確認する時。

あなたののどを流れる息に あたしの前髪が揺れる

この歌詞すごく好きで、なんだ天才じゃんと思った。

 

 

6.桃色

  4thシングル『カブトムシ』のc/w。

  NTTドコモ「Docomo502i」TV-CMソング。

最高にかわいい!カラオケでaikoが好きな気になる人の前で歌って、チラッと見たりしたい!!!「愛しく思われたいがためのあたしのただの気持ち」だな~まさに。

なんでこんなに甘酸っぱいんだろう。付き合いたてのカップル感あふれる曲!

 

7.悪口

恋をしてると周りが見えなくなるとはまさにこのこと。疑り深くなってしまったり相手にいちいち確認したくなったり。メロディーが好きだなあ。

「だからもう少し笑って泣いて」からなんとも胸がギュッとなる。この曲知ってたら、なんでかaikoのファンなんだなと思う。

 

8.傷跡

自分がしてやられての時に、なんだかしっぺ返しして相手が傷ついて、それを痛むときにあたしのことを思い出してくれたら「うん。幸せかも…」ってことなのかしら。だとしたら少し分かるような気も。

『えりあし』でもぶったりと…aiko、想いが募っても手は出しちゃダメよ!笑

 

9.Power of  Love

あああこの曲もかわいい!LIVEで歌ってくれたら、最高!カラオケで歌うなら絶対飛び跳ねちゃう!aikoの歌ってあんまりベットとかそういった描写は出てこないけれど、なんだこの曲は出てきても全然やらしくない。むしろ良い!!!

嬉しくなった時 一番に自慢するの

楽しい時は勿論 あなたと一緒ね

大好きパワー全開!結婚式で流したい…。

 

 

10.カブトムシ

aiko?カブトムシしか知らないという人もいるほど。でもこの曲、いざ歌うとなるとかなり難しい。でも素敵な曲。

鼻先をくすぐる春 リンと立つのは空の青い夏

袖を風が過ぎるわ秋中 そう 気が付けば真横を通る冬

この歌詞も天才的。なんて切ない。カブトムシって夏だけど、なんだかこの曲は冬のイメージ。凍えてる雰囲気ある。

 

 

11.恋愛ジャンキー(ボーナストラック)

こういうロックな曲もaikoの魅力ですなあ。

 サビで全力ROCKって感じが少し緩んだリズム感になるのが良い~。

恋愛ジャンキーってもうまさにaikoのことだなあ。

また今歌うといろんな変化とかを感じそう。

 

 

 

以上。毎アルバム思うけれど、18年たった今でも色褪せないメロディー。本当にaikoの才能を感じる。そして、このころはaikoにとっても恋愛全盛期。感慨深いものがある。2枚目にしてこの完成度だし、是非初心者の方にも手に取ってほしいアルバム。